近年では様々な企業で会計ソフトを導入していますが、経理業務の効率化が実現できるものに当たります。有料製品だけではなく、完全に無料で使えるもの、また有料プランのお試しができるものなど数多くの種類のものがあります。使える機能やサポートの体制などそれぞれ大きな違いがあるので、無料会計ソフトの選び方について、どのようなポイントを押さえれば良いのか、選び方のポイント4点を把握しましょう。

無料会計ソフトを選ぶ上で押さえておきたいこととしては、まず第一に完全無料とトライアル期間のどちらであるのかを確認します。完全無料とは利用期間の制限がなく完全無料で使えるものであり、有料プランで使えるソフトと比べた場合には、機能の幅が狭いケースが多いです。そして無料トライアル期間は1から2カ月間は無料で利用できるなどというように、期間が限られているものです。お試しが終わり使いたいと思った場合には有料プランにアップグレードをしなければなりません。有料プランの機能が使えるものなど、機能の幅が広いのが特徴です。そして2つ目には個人事業主向けなのか法人向けなのかどうかです。個人事業主と法人の場合には、役所に申告する書類が違うので、会計ソフトを選ぶ場合にも、どちらに特化しているのかを確認しなければなりません。申告に必要な書類は、個人事業主の場合には青色申告です。また個人事業主貸法人化と言うだけではなく、事業規模、業界なども考えた上でソフトを選択することが大切です。会計ソフトは使うユーザのタイプをそれぞれ想定しています。そして三つ目には使いやすさもやはり重要と言えるでしょう。使用感にストレスを感じると業務も辛くなってしまいます。
ソフトを導入したことがマイナスに動く可能性も考えられるため、使いやすいかどうかを確認するようにしましょう。最後に四つ目にはクラウド型とインストール型のどちらであるかです。会計ソフトは利用形態によりこの2種類に大きく分けられますが、絶対どちらが良いというわけではありません。導入する目的がどのような機能を求めるのかにより異なるため、その特徴を把握することが重要です。クラウド型はパソコンへのインストールが不要でインターネット上で動作します。バージョンアップが自動で実行されるものです。インストール方はパソコンへのインストールが必要でオフラインでも使用できます。バージョンアップは手動で行う必要があるものの、セキュリティーに強いです。このようにポイント4点や注意点をしっかりと押さえた上で、企業にぴったりのものを選ぶようにしましょう。