パソコンを構成する要素には、ハードウェアとソフトウェアがありますが、後者にはアプリケーションを動かす土台にあたる、OSという土台が存在しています。


OSはソフトウェアの一部ですが、ハードウェアとも密接に関係する基本的な部分を担い、性能や機能を大きく左右する影響力があります。


一般的にはWindowsが広く知られており、市販されているメーカー品の多くにはこの製品が搭載されます。
Windowsは世界でトップクラスのシェアを誇る商用製品で、オフィスだけでなく一般家庭向けのデスクトップや、タブレットPCにも搭載されているほどです。
誕生から歴史が長く、これまでに数多くのWindows用アプリケーションが登場してきたことから、ソフトウェアの資産が多いOSだといえます。
互換性を大切にしてきた歴史もあるので、かなり古い設計のアプリケーションでも、最新バージョンのWindowsで動いたりします。
設計や仕様は非公開の部分少なくありませんから、ユーザーが自由にカスタマイズして使うのは難しいです。
しかし、サポート体制が充実しているので、オフィスのような商業用途でも安心して使えるのは間違いないでしょう。


一方のLinuxは、商業用途を中心に独自に発展してきた、Unix系の代表として開発が続けられているオープンソフトウェアのOSです。
設計が公開されているので、誰でも構造を知ることができますし、開発に参加して機能の追加や改善に貢献することも可能となっています。
正確にいえば、LinuxはOSのコアにあたるカーネル部分を指し、これだけではWindowsのように実用的に使うことはできないです。
ところが、直ぐに使えるディストリビューション文化が発展しており、導入や運用のハードルが低く下げられているのも事実です。


勿論、商用のWindowsとは違って不親切なところがあったり、歴史や文化が大きく異なることから、操作系にも違いが存在します。
取っ付きにくく馴染みにくいともいえますが、自由度の高さや様々なシーンで活用できるのは大きな強みです。
サポートが不要なら無料で入手できたり、パソコンに導入して自分好みにカスタマイズして楽しめます。


この無料とカスタマイズ性の高さが認められ、今では世界中のWebサーバーで採用されていたり、スマートフォンOS代表格のAndroidのベースにもなっているくらいです。
長らく商用とオープンソースで相反するWindowsとLinuxは距離を置いていましたが、WindowsはLinuxの良いところを認め、部分的に機能を輸入し始めています。

Leave a comment

Your email address will not be published. Required fields are marked *